町中が総出で盛り上がる! 町内人口の1.5倍の人々が全国から集まるイベント

第25回みかた残酷マラソン全国大会レポート

小代区は香美町の中でも、ひと際熱い町。中でも「残酷マラソン」というはその象徴たるもの。

走行距離は24km。なんだ、ハーフマラソン程度か、と安心するのはまだ早い。小代は山間の高低差のある町。残酷マラソンは最高到達地点は600m、高低差も408mとアップダウンを繰り返す、うねりまくりの超ハードコース。このまさに残酷なコースに挑みに、全国から猛者が集まる。2017年度の大会はランナー2761名。小代の人口が約1,800人。なんと小代区の人口の1.5倍もの人数の人々がこの「みかた残酷マラソン全国大会」へと参集するのだ。

スタートを待つランナー。スタート前30分ごろから、徐々に道は参加者で埋め尽くされる。
先頭にはトップを目指す、本気のランナー。
いよいよスタート
「完走するまで何時間でも待ってるから!」という実行委員長の声に見送られつつ、ランナーが一斉に飛び出していく。

休みたくても休めない、これぞ残酷マラソン?

 

残酷マラソンはその名に恥じない超ハードモードのコースが特徴。果たして完走できるのか……? リタイア率も高いのでは……? と思いきや、何と完走率が約99%。何が彼らをゴールテープまで走らせるのか。

人口の1.5倍にも及ぶ参加者を迎えるとなると、迎える側の地元住民も総出で参加。

沿道からの応援も白熱。

沿道で応援する町民の皆さん。
お年寄りも椅子を持参して応援。
町から配布される応援旗。これを持ってこぞって町民は沿道へ。

 

給水ポイントは24kmのコースに対して13か所。それ以外にも個人でふるまいを出す方もいるという熱の入りぶり。

熱い視線、熱い応援、町じゅうがヒートアップする空気に、「休みたくても休めない」と、ランナーたちは限界を超えていく。

応援のポスターも町のあちこちに。

記録より笑い(?)仮装でエントリー

「残酷マラソン」にはその残酷なコースに挑む熾烈な戦いだけでなく、ちょっとユニークな楽しみ方もある。それが「コスチューム賞」だ。

大阪からの参加者の方。もう参加は8回目という常連さん。
キャンディーズのコスチュームでパフォーマンスするランナー。
これもまた、残酷マラソンの楽しみの一つ。

熱い戦いに盛り上がり、楽しいコスチュームで目を楽しませる。この日は町中がお祭りムード。

 

走り終えると温かい出迎えが。

もう少しだから頑張れ!と実行委員の声援を受けてラストスパート。
ゴール前のデッドヒート。
一人一人がゴールテープを切れるように、中高生スタッフが交代でテープを素早く張り替える。

 

 

中高生は全員参加

 

中高生もスタッフとして全員参加。第25回を迎える残酷マラソン、中高生にとっては「毎年のお楽しみ」のような存在。
走り終わった後にそうめん、トマト、アイシングなどを配る。
裏側を支えるのは町の大人たち。
子どもだって役に立ちたい!冷えたトマトを桶に入れるお手伝い。

 

 

町の一体感が小代の魅力

イベントをするとなったら町を挙げて、大人も子供も一緒に動く。楽しむ。それが小代のやり方。一度参加すると、たちまち虜になってしまう、かも。

実際、参加者2700人中、1700人がリピーター。15年連続参加すると記念に植樹してくれるのだとか。

団結力抜群、来た人たちも温かく迎え入れてくれる小代。

次の挑戦者は、あなたかもしれない。

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