おためし地域おこし協力隊になって兵庫県香美町での暮らしを体験!

兵庫県の日本海側、香美町では令和6年度の地域おこし協力隊募集前にまちの暮らしと協力隊の活動を体験できる「協力隊お試しイベント」を開催します!

令和6年度は「有害鳥獣捕獲体制持続化推進業務」として、主に鹿や猪の狩猟に関しての事務局業務や実際に山での調査をする協力隊を募集します。

そこで、応募前に実際に町に足を運び、業務を体験するとともに町を知って暮らしをイメージできるよう、2泊3日の「おためし協力隊」を実施します。

〈日時〉2024年02月23日~ 2024年02月25日 2泊3日

〈費用〉無料(一部自己負担となります)

〈定員〉5 人

詳細はこちら⇒【再募集】おためし地域おこし協力隊になって兵庫県香美町での暮らしを体験! | 移住支援と地域情報 SMOUT(スマウト)

One Night “移住” Carnival 開催!

One Night “移住” Carnival を開催します!

<日時> 3月2日(土)〜3月3日(日)

<場所> レンタルスペースglass 他

<参加費> 無料(飲食や宿泊に必要な実費分はご負担ください)

交通費は、香美町の「交通費半額助成制度」の対象となります。(公共交通機関をご利用の場合は、往復交通費の半額補助。お車でお越しの場合は、高速料金の半額補助となります)

<その他> 詳細はこちらからご覧ください ⇒ One Night “移住” Carnival 開催! | 移住支援と地域情報 SMOUT(スマウト)

第19回ふるさと回帰フェア2023に出展します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香美町が「第19回 ふるさと回帰フェア2023」に出展します!

お近くにお住まいの方、移住に興味がある方は気軽にお越しください。

 

【日時】 2023年9月17日(日)10:00~16:30

【会場】 東京国際フォーラム ホールE/ロビーギャラリー(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)

詳しくはこちらから↓

ふるさと回帰フェア2023 (furusatokaiki.net)

 

令和6年度採用 香美町職員募集!!

 

 

「香美町役場で、働こう。 香美町は自分だけの旗を自由に立てられる町。  あなたの旗を立てるのはここかもしれない。」

 

香美町では、令和6年4月採用の職員を募集します。

Uターン者もIターン者も受験可能です。

香美町に移住して、香美町にしかない魅力、香美町でしかできないこと、

香美町の未来のために「挑戦」してみませんか!

 

香美町職員採用試験の受験を希望する方、将来、香美町への就職を考えておられる方を対象に、

職員採用説明会を下記のとおり開催します。

 

【 日 時 】 7月17日(月) 午後2時~

【 場 所 】 香美町役場本庁舎3階 大会議室 または オンライン

                  〒669-6592 兵庫県美方郡香美町香住区香住870-1

【 申込方法  】「香美町職員採用説明会申込書」を申込先まで提出してください。

                    FAX、メールでも受付します。

【  申 込 先  】  香美町総務課総務係

                  FAX 0796-36-3809

                    E-mail jinji@town.mikata-kami.lg.jp

【  そ の 他  】 Uターン・Iターンの方は半額補助の申請が可能です。

          職員採用説明会の参加者で、移住を希望する方には、説明会当日の午前中に移住相談を受け付けます。

 

職員募集について詳しくはこちらから → 人事、職員採用|香美町 (mikata-kami.lg.jp)

 

職員募集PRポスター

職員募集PRチラシ

香美町職員採用候補者試験公告

香美町職員採用説明会申込書(Excel)

香美町職員採用説明会申込書(PDF)

 

空き家バンク相談会を開催します!

 

お持ちの空き家を手放したい、活用したい、どうすれば良いか分からない・・・

そんなお悩みを空き家バンク相談会で一緒に解決策を考えてみませんか?

 

【日  時】

令和5年8月15日(火)9:00~17:00

【場  所】

香美町役場 本庁舎3階 第3会議室

【申込方法】

前日までに電話またはメールで氏名、電話番号、希望時間、大まかな相談内容をお伝えください。

☏0796-36-1962

✉kikaku@town.mikata-kami.lg.jp

 

 

 

おいでや!いなか暮らしフェア2023

 

香美町が「おいでや!いなか暮らしフェア2023」に出展します!

お近くにお住まいの方は気軽にお越しください。

日時 2023年7月22日(土)11:00~17:00

会場 OMMビル(〒540-0008 大阪市中央区大手前1-7-31)

詳しくはこちらから
おいでや!!いなか暮らしフェア|大阪ふるさと暮らし情報センター (osaka-furusato.com)

運命的な出会いで見つけた小代区茅野の古民家。 面白いことを求めて結集したチームワークで事業拡大中!

運命的な出会いで見つけた小代区茅野の古民家。 面白いことを求めて結集したチームワークで事業拡大中!

小代区茅野(かやの)。ハチ北の山が近くに感じるこの土地で、薪・ペレットストーブの販売、施工、サウナプロデュース、森林伐採などもしている会社『株式会社ヨキ』を経営する椎葉洋元しいば ひろゆきさんと、ここでゲストハウス『カヤノヒュッテ』を担当する筒井裕子つついゆうこさんのお話を伺ってきました。

蔵をサウナに改修した『ヨキサウナ』

 

「Twitter でたまたま見たのがはじまりです。この物件の家主さんの息子さんの、『誰かいい人に買ってもらいたいなぁ』というつぶやきを見て、ちょっと面白そうだなと思ってすぐに二人で見に行きました。それまで小代のことは全く知らなかったです。

見に行ってすぐに、ここでなら商売できるなぁって思いました。そんなにリフォームしなくてもいいし、すぐ事業できそうやねって話しました。僕も事業所を法人にしたいなって思ってたから、場所を探していたし、部屋もたくさんあるし、家も大きいから、こっちはゆうさんがやってこっちは僕やるわっていう感じで、大雑把に決まりました。」

そこからお二人の熱意が家主さんに届き、古民家を購入され、事業がスタートしました。現在ビジネスパートナーとして一緒に活動されている椎葉さんと筒井さん。お二人ともいわゆる移住組。椎葉さんは現在豊岡市竹野でご家族と暮らし、筒井さんは豊岡市気比でゲストハウスを営んでおられます。

ゲストハウス『カヤノヒュッテ』には大きな薪ストーブがあります

 

 

 

Q.そもそもお二人が但馬に来たきっかけと但馬に来てからここまでの経緯は?

(椎葉)「僕は8年前。子供が生まれて子育てがきっかけで、今の上の子が0歳の時に来ました。3.11 の原発事故が大きな転機になりました。原子力発電の溶接の仕事をしていたので、事故が起きたことがきっかけで、思い切って田舎で子育てするのも楽しいんちゃうかなーっと思って、移住しました。仕事に関しては来た時にざっくりと、でもある程度計画的に考えてました。今までは、建築系のゼネコンの仕事がメインだったから、1 番実績を活用できるのが、建築系やなと思い、建築系の仕事を探し、最初は豊岡市の建築住宅課の職員をしました。

仕事をしながら、古民家を買って自分達でリフォームしていこうと思ったんです。技術と道具を少しづつ揃えていって3年ほど時間をかけて完成させていきました。そこから工務店、薪ストーブ販売店などの仕事を経て、茅野の古民家購入とともに株式会社ヨキを立ち上げました。」

 

(筒井)「私は元々大阪と岐阜でゲストハウスを運営していて、岐阜でゲストハウスをしていた時に、城崎の旅館の女将せーへん?って、言われてこっちに来たのが移住の1 番最初。そして移住してすぐに小学生の息子と暮らす気比の家を購入。そこに薪ストーブをつける時に初めて椎葉さんと出会いました。大阪にも家はあるから、こっちは別荘使いにしてもいいしとか、いつかゲストハウスにもできるかなって思って。その後コロナ禍になり、旅館の女将を辞めたタイミングで大阪に帰ってもよかったんだけど、息子がその頃には田舎暮らしを気に入っていて、なら残ろうかなと思って。

そこから家を1 年くらいかけてDIYし、ゲストハウスをオープンさせました。その頃から椎葉さんとは物件友達で。私、物件見るのがすごく好きで、いろんな物件や岡山の方の田舎の山や、森林の調査や色んなところに行ってました。山も含めて、方向性とかやりたいことが似ていて、小学校の友達みたいにめっちゃ話すようになって、仲良しになって、お互い強い分野は違うけど、それぞれの得意分野がうまくマッチして、それが交りあった時に何か事業ができるなっていったんです。茅野の家はそのタイミングで見に行き、事業所拠点にできるなぁっとなり、私はここで一棟貸しのゲストハウスできる!と思って、それでもうゴーでした。物件を見てから事業はスタートしたけど、段々と地盤は固まっていってたんだろうね。」

 

ここまでの色んな時間があって、たまたまいいタイミングで物件と出会い、それがたまたま小代で、お二人の思いややりたいことが小代で結集できた。という感じなのですね。

 

Q.株式会社ヨキの中にはどんな部門があるんですか?

(椎葉)「ヨキの中にサウナがあり、ゲストハウスのカヤノヒュッテがあり、森林伐採もある。主軸は薪ストーブの販売。」

薪ストーブの販売・設置 お客さまが購入された薪ストーブの初めての火入れ、着火式

 

 

 

Q.森林伐採はどんなことをされているんですか?

(椎葉)「家主はいるけど、手付かずになっている山林が多くなっている。上手い活用方法がなく、どうしたらいいのかわからない山がなんぼでもある。でも都心だと山林が欲しいって言う人もあるので、そう言う人を繋いだり、道もなくなってたりするので、道をつけたり。山をリフォームして、使い道を広げたい。僕らは薪を作るって言う大前提があるから、道が近かったら入っていける。」

(筒井)「森林を伐採というと、知識がないと悪いイメージで聞こえるかもしれないけど、すごい大事なこと。手が入ってない山は、暗くなって、食べ物も無くなり、熊とか獣とかもどんどん里に出てきちゃうし、あと根がちゃんと張れず木が細くなっちゃって、間伐されてないと、細い高い木が増えて下の方が生えなくなっちゃう。本当は間伐するっていうことはすごく大事なことなんだっていうのは、椎葉さんから聞いて、なるほどと思った。」

(椎葉)「小代や村岡は木の種類も面白いから、森林セラピーみたいなのもしてみた い。」

Q.サウナ部門についても教えてください。

(椎葉)「ここは薪ストーブのショールーム兼宿っていう設定で、薪ストーブを実際体感して泊まれる場所。そして蔵を改装して作ったサウナは、薪ストーブの熱で温める本格的なサウナになっています。サウナ部門のプロデューサーをしているのは、東京の会社に所属して化学系の研究をしている翔太くん。全然違うタイプやけど、持ち味が生かせるチームワークでやっています。彼はサウナが大好きなんですよね。そもそも自分が楽しむ究極のサウナを作るっていうのがコンセプトやったんです。そこら中のサウナに行ってたんだけど、もういかなくなった。ここに究極のサウナができて大満足で。蔵の2階ではホットヨガ体験もでき、薪ストーブを多くの人に体感してもらいたいなぁって思ってます。」

 

 

サウナの入り口。蔵の扉の奥はおしゃれなサウナ空間。

 

Q.小代の魅力や、良さを感じることはありますか?

(椎葉)「人やね。人がいい。めっちゃくっちゃ優しい。そして野菜貰える!やっぱり気にかけてくれてるんやんなぁって思う。そして、新聞とかでここが紹介されたら、『嬉しい』って言ってくれる。水も豊富で、ここの地区水とかも水質検査したらAAAで本当に美味しいんです。」最後に今後の展望を尋ねましたが、お二人はここで満足してとどまるわけではなく、『次々に進んでいきたい』と。自分達の『0から1 を作り上げるエネルギーを楽しみたい』と。 「任せられるところは人に任せて、次に繋げていき、また物件探しして面白いことをしていきたい。そして、ただのゲストハウスだけやったら面白くないから、強みを持たせるために何かプラスアルファがあった方がいいと思ってる。サウナありますよ、ストーブありますよ、雪で遊べますよ、みたいな、なんでもいいけど何かプラスした方が面白いし、可能性もある。そんな風に、面白いことを求めて動いていくと思います。」

 

(著者:町民ライター 中村美和子)

 

 

「このままでいいのか?」自身に問いかけて切り開いた海の世界。

「このままでいいのか?」自身に問いかけて切り開いた海の世界。

金閣寺の見える京都から、香美町に移住してきた渡辺さん。50 歳の節目に立ち止まり、「これからの人生も、このままでいいのか?」と考えたのが起点になりました。移住は夫婦で場所や環境、仕事も考えて少しずつ進め、最終的に夫婦そろって同じ目線が決めてになりました。それは釣りが好きでキレイな海に魅かれたこと。今は、海上タクシーで活躍し、趣味の釣りも謳歌しています。

 

—— 金閣寺近くの、まさに京都らしい京都から香美町に移住して来た渡辺さん。そのきっかけは

京都市内で内装(リフォーム)の仕事を自営でやっていました。住まいは金閣寺近くと二条城近くにありましたが、そこを売って香美町・佐津へやってきました。

リフォームの仕事は長年してきたので顧客もあり、やりがいもありましたが材料が高騰しているのに施工料金と合わない、などの悩みもありました。また、子どもたちの独立など、周りが変化してきた50 歳のときに、「このままでいいのかな?」と立ち止まって考えるようになったのです。これからは、ガツガツせずスローライフを楽しんでいけたら、本当にやりたいことをしていけたらと。

子どもたちとは距離が遠くなるし、仕事のことを考えると自信はなかったですが、妻から今がちょうどいいタイミングかも?と提案され、現実に移住することができたと思います。

また私の母が香美町香住区・奥安木の出身で、「故郷へ帰りたい」というようになったのも大きかったです。子どもの頃から夏休み毎に香美町の海で泳いでいて、馴染みがありました。

 

—– 住まいは、「空き家バンク」で。他に候補になった地域は

妻は大阪出身ですが子どもの頃、臨海学校で香美町香住区訓谷や、隣町の竹野の海を泳いでいて海の美しさに感動したと言っています。その体験から将来は海に関わる仕事がしたいと、スポーツ系専門学校へ進み在学中にダイビングインストラクターライセンスを取得しました。与論島で修行後、八重山諸島でガイドインストラクターをしていたこともあります。夫婦ともに、海が好きというのが共通していますね。

なので移住先に沖縄方面はもちろん選択肢にありましたが、但馬の四季の風景、雰囲気は最高だと感じていたので、但馬の物件にしぼって豊岡、竹野、城崎も見て回るように。住まい探しはなかなか決め手がなく苦労しました。結局、小さなスーパーや佐津駅、郵便局も近いですが静かな雰囲気の今の家に決めました。周りも穏やかな人が多いです。築70 年ですが、土台はしっかりしていたので、大工さんに入ってもらいキッチン・風呂などの水回りを全て取り替え、床の貼り替えもしてかなり本格的に。元々内装業だったのである程度自分でできました。2020 年秋頃から通いながら少しずつリフォームして、2021 年6 月には完全に移住しました。

購入した時の空き家 改装前

改装中

改装後1
改装後2

——– ずっと温めていた、本当にやりたかった事とは。

京都にいる時から夫婦共に釣りは大好きで自前の船を車で牽引して、琵琶湖でバス釣りなど楽しんでいました。趣味でしたが、いつかは船に乗る仕事をと思っていました。

なので小型船舶免許は元々持っていましたし、それが縁で海上タクシーに雇ってもらえることにつながりました。ゆくゆくは、日中は海上タクシーで観光案内、夜は釣り船でやっていけたらと夢を持っています。

 

——- 仕事については、どのように決めましたか。

たまたま入った香住の古民家カフェ「岡見亭」のマスターと、船の仕事ができたらなあ、くらいに世間話をしていたところ、海上タクシーの組合長をされている方に引き合わせてくれました。自分のやりたかった船のこと、小型船舶免許を持っている事などを話して、組合長を筆頭に周囲のお力添えと地元の方がたくさん応援してくれた縁によって、船を持つということが実現できました。地元の海で仕事する上で、環境のルールや海の危険についても学ぶため、カヤックとSUPの基礎指導者研修を夫婦で受講し、基礎指導者を取得しました。4 月中旬~10 月中旬まで、海上タクシーの舵をとり小さな船でしか行けない香住の海の秘境へ行き、観光のお客様に楽しんでもらっています。また『香住ジオクラブ』では、お客様が自分で楽しむカヤックのガイド補助のお手伝いもさせていただいています。

海上タクシーのオフシーズンは、主に地元の海鮮市場スタッフとして働いています。これも移住者である自分を後押ししてくださった人からの紹介で勤めることになりました。この仕事もまた、魚のこと、カニのこと、観光のお客様を中心に相手をするので、販売の仕事をしたことがない自分にはとても貴重な情報収集源となっています。

 

—— プライベートの楽しみ、趣味などは

京都では和太鼓保存会に入っていましたし、せっかく移住したので祭りなど地域活動にも参加したいのですが、住まいから職場まで少し離れています(JR だと2 駅)。土日が休日ということはないので、なかなか住んでいる佐津の人たちとまだ交流できないのが残念です。少しずつ交流の場を広げていきたいです。

もちろんこちらでも釣りは続けています。メジロ、カンパチなど釣果をあげて、漁協で自分の釣った魚を競りに出すのが次の目標です。あと雪があるシーズンは、おじろスキー場でスノーボードを楽しんでいます。四季を通して、この但馬地域はアウトドアが充実しています。

——– 移住を考える方へ向けて、また移住を受け入れる町に向けてのメッセージを。

 

香美町は本当に風景や四季折々の顔があり抜群に良い! そのキレイさに、日々の生活の中でふと景色を眺めるだけで、ハッとします。それにお米、但馬牛、魚もこれみんな香美町の?と、びっくりするくらい美味しい。

海上タクシーや、海鮮市場で町外のお客様と触れ合うことが多く、話していても「移住したい」と言われる方は結構おられます。しかし、現実にはよほど香美町が好きでないと難しいかもしれません。

今までの暮らしのルールがあって閉鎖的な感じは少しありますし、仕事が限られていることもネックになっているのかなと感じます。私たちは人が密ではなく自然の多い場所での暮らし方、やりたいことやご縁があってうまくやっていけそうですが、年々、人が減っているという話を聞くので人口減少は深刻だと思います。

もっと移住者を増やすなら、町が主導してカニなどの従来の特産に頼らず企業誘致するなど、新しい方向を考えて雇用を生むためにも、変化を嫌うことに対しての概念を、少し間口を広く持ってもらいたいです。ずっとこの土地で暮らしている方々が、自分たちの暮らす町はとても魅力のある町だと自信を持って声を上げてもらいたいです。個人の力では難しいので、仕事がもっと色々あれば広がる可能性は大きいと思います。魅力的な場所ですからね。

故郷のない私たちが香美町へ移り住みました。いつかこの町が自分たちの町と言えるように、そして「お父さんたちの好きな生き方をしたらいいやん」と、私たちの背中を押してくれた、生まれも育ちも都会で故郷のない息子たちへ、「ふるさと」と呼べる場所を作ってやりたいと思っています。

 

〜〜インタビュー終えて〜〜

人生のターニングポイントって誰にでもやってくると思うのですが、そのポイントで大きく舵を切ることができるのは自身の思いきりだけでなく、周りの環境、家族、仕事、お金など色々と壁があるものですね。特に年齢を重ねると壁は厚くなってくるかもしれません。その壁を砕き、先の世界に行くには「これでいいのか?」と向き合う強い思いと、ご縁や巡り合わせも大事ですね。渡辺さんとご家族の実行力にエールを送ります。

(2023.1.21 筆者:香美町町民ライター)