地域おこし協力隊を卒業そして漁師に

2021.09.24

       

村岡高校での教育コーディネーターとしての3年間

 

初めまして。香美町で漁師をしています。房安晋也(ふさやす しんや)といいます。
香美町で暮らし始めて4年目になります。
さて、自己紹介を兼ねた経緯ということですが、昨年度までは、香美町地域おこし協力隊として、村岡高校の教育コーディネーターをしていました。もともと大学で「地域学」を専攻していて、学生時代に行った沖縄県 国頭村安田(くにがみそん あだ)でのフィールドワークで、強烈な体験をし、「もっと地域のことを勉強したい!」と思い、地域おこし協力隊を志望しました。

教育コーディネーターでの活動の様子は、こちらをどうぞ。
https://www2.hyogo-c.ed.jp/weblog2/muraoka-hs/?p=2739

村岡高校協力隊時代

 

高校生の成長する姿から触発、そして蟹漁師へ転生

業務の傍ら、自分の夢ややりたいことに悩みながらも逞しく成長していく高校生に触発され、「自分のやりたいことは何だ!?」と自問自答の日々が続きました。

そこで、2020年、新型コロナウイルスの影響による活動自粛。

図らずも、協力隊の任期を終えてから自分はどう生きていくのか、考える時間をたくさん持つことができました。

じゃあ何がやりたいことなのか、突き詰めて考えた時に、もともと魚や海が好きで、自分と魚や海をつなぐ手段として、寝る間を惜しんで釣りに出かけていたこと。今まさにコロナウイルスの影響で自由に海や魚に触れられない。という状況がありました。

「どうせやるなら、とことんまで海に近いところで生きたい。」と思い、漁師になるという決意を固めました。

そして、乗った船は、沖合底曳漁船「相生丸」。
端的に言えば、蟹漁師です。

次回は。

次回は乗っている船や漁生活について書いてみたいと思います。
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